外国映画の字幕について その1

みなさん

こんにちは、

太郎です。

今回は

外国映画の

字幕について

少し説明しますね。

最初にお断りしておきますが、

わたしは字幕翻訳家では

ありません。

若かりし頃(今も若いと思っていますが・・・)

字幕翻訳をしようと

ほんのちょっぴりかじっただけです。

字幕翻訳の講座を

受講したのですが、

その教材をみて

戸惑いました。

当時はVHFのビデオテープが

全盛期で(歳がわかる・・・)

教材もそのビデオテープに

録画してある外国映画の

一場面でした。

普通にビデオを再生したのですが、

出てきた画面は、

もちろん映画のワンシーンです。

その画面の向かって右側に

なにかしらの数字があり、

その数字が変わっていきました。

あとから分かったのですが

1コマで話している

セリフの秒数を表示していたのです。

最初はこの意味がまったく

理解できず。

台本に

目を通しながら、

英語のセリフを

ひたすら訳していきましたが、

とても字幕では

使えるものではありませんでした。

理由は、はっきりしています。

要するに、

文字数が多すぎたのです。

ここから少し説明が難しいのですが、

字幕というのは

映画の画面の右、左または下に

申し訳なさそうに?

でてきます。

その字幕を読むのは

人間である観客です。

人間の目が1秒間に読める文字数は、

3~4文字だそうです。

そして、どんなに長い場面の

字幕でも、30~32文字までしか

読めないそうです。

そのような制限のなかで、

英語のセリフを

字幕にふさわしく訳すことが

必要となるのです。

例えば、以前和訳の問題で

取り上げた、

    I saw him in New York.

ですが、

これを普通に言うと、

わずか1秒ほどです。

これを文字通り訳すと、

わたしはニューヨークで、彼に会いました。

となります。

普通、「わたしは」というのは

省略されますので、

ニューヨークで、彼に会いました。

というのが自然ですね。

これを映画の字幕としてみる場合、

使えません。

理由は簡単です。

1秒ではとても読めないからです。

あっという間に別の場面に

切り替わってしまい、

観客が今見ている場面と

聞こえてくるセリフが

ちぐはぐになってしまいます。

したがって、1秒で読んで

意味を理解する、という

表現にしないといけないのです。

そこで、

    I saw him in New York.

のセリフは、

    NY

という表現になります。

英語の先生などに言わせると、

これは翻訳ではない、

というような声も聞こえてきそうですが、

翻訳というのは

いろいろな状況にあった形で

原文の意味を伝えるようにすることが

目的ですから、

字幕という制限の下では、

やむを得ない、というか

最適な表現、と言えると思います。

それではまた、お会いしましょう!

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