英語 :翻訳 の苦悩 文法 の誤り

Yahooニュースからの引用です。

原文は以下のURLからご覧ください。

 

消えゆくWhom

消えゆく「Whom」、文法上の誤りとの戦い

ツイッターのユーザーが自分のホームページを開くと、画面の上部にボックスが表示される。その中には、グレーの文字でこう書かれている。「Who to follow(フォローすべき人)」と。

 

この「Who」の使い方は文法的に正しいのか? もちろん、間違っている。

 

多数のツイッターユーザーが、青いチェックマークの入った認証済みアカウントを持つ人たちを含め、文法上のこの誤りに不満を表明している。ツイッターの広報担当者ブリエル・ビラブランカ氏によると、社内で検討した結果、これらの「Whom派」は健闘したものの、

より自然なリズムが選ばれ、「Who派」が勝利したという。ヘミングウェイの小説「For Whom the Bell Tolls(誰がために鐘は鳴る)の言い回しを借りれば、いわば「The Bell Tolls for ‘Whom’(『Whom』への弔鐘)」だ。

 

こうした文法に無頓着な行為に納得できない人は少なくない。そういった人の

1人が、グーグルのシステムエンジニアのトーマス・シュタイナー氏だ。

 

独ハンブルク在住・在勤のドイツ人であるシュタイナー氏は、ツイッターの言葉が気にかかると話す。

「(英語の)ネイティブスピーカーでない私は、この言葉を学ぶのに多大な努力をする。英語をもっと分かっていてしかるべき人たちが、よく分かっていないのだ」

 

同氏は空き時間を使い、「who」を自動で「whom」に直す無償のプラグインプログラムを作成した。このプログラムのユーザーの1人は、「彼(シュタイナー氏)がインターネットを直した」と叫んだ。

 

シュタイナー氏は、英国の脚本家ジェームズ・T・ハーディング氏に共感している。

ハーディング氏は10代の頃、ミュージックビデオを見ては、歌詞の中のwhoをwhomを直していたものだった。彼が「Grand Order of the Whomic Empire」という仮想グループを設立したのは、この頃だ。ハーディング氏は、訪問数の少ないフェイスブックのグループ「Whom Appreciation Society(Whom評価協会)」を運営している。

 

どんな場合に「whom」を使うのが適切なのか。その語が前置詞ないし動詞の目的語になるときだ。その一例がヘミングウェイの小説のタイトル「For Whom the Bell Tolls(誰がために鐘は鳴る)」というわけだ。その語が文あるいは節の主語の役割を担うときは「who」を選ぶ。

 

言語に関する本を何冊か執筆しているデラウェア大学のベン・ヤゴダ教授(英語学・ジャーナリズム)は、こういった問題を気にかけている。だが、使うべきところで100%、必ずwhomを使うべきだとまでは主張していない。冒頭のツイッターの言い回しについては、「『whom to follow』にするとあまりにも堅苦しくなって具合が悪い。ソーシャルメディアは感嘆符やなにやであふれているからだ」と話す。

 

作家のカルバン・トリリン氏はさらに踏み込んで、こう主張する。「個人的な意見だが、『whom』という言葉が考案されたのは、あらゆる人が堅苦しい執事みたいに聞こえるようにするためだ」

 

考えてみよう。英国のバンドの名前が「The Who」ではなく、「The Whom」だったら、その音楽を聴きたいと思うだろうか。同じように、映画「ゴーストバスターズ」の有名な主題曲の歌詞「Who ya gonna call?」が「Whom ya gonna call?」だったら、そして、ボ・ディドリーの有名な曲「Who Do You Love」が「Whom Do You Love」だったら、果たしてヒットしていただろうか。

 

脚本家のハーディング氏さえ、実際の人々の話し方については、譲歩の姿勢をみせている。その例外は、同氏の脚本に繰り返し出てくる1224歳の吸血鬼だ。「彼女は『whom』を使うのが適切なときはそれを使う。彼女は古風なキャラクターだからだ」

 

この寛容タイプの対極にいるのが、英国のテレビドラマ「Doctor Who」をもじった「Doctor Whom」だ。これは、アダム・ロバーツ氏が生み出した「文法的に正しいタイムロード(主人公の宇宙人種族名)。同氏はロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校の教授(19世紀文学)を務めるかたわら、SF作品を多く発表している。

 

Doctor Whomの表紙のサブタイトルには「パロディ化に徹底して立ち向かう」とある。リン・トラス氏の文法に関するベストセラー、「Eats, Shoots & Leaves(パンクなパンダのパンクチュエーション―無敵の英語句読法ガイド―)」のサブタイトルである「句読点の間違いに徹底して立ち向かう」にちなんだものだ(訳注=Panda Eats, Shoots & Leaves は「パンダは食い、銃を撃ち、そして立ち去る」となるが、読点を取り除けば「パンダは新芽(shoots)と葉(leaves)を食べる」という意味になる)。ロバーツ氏のDoctor Whomはというと、タイムトラベルをしながら、文法やその他の間違いを直していく。

 

ロバーツ氏は、「私は軽い気持ちで文法の細かいダメ出しをしている。文法的なナチス主義者であることと、ナチス主義者そのものは違う」と話す。同氏は適切なときに「whom」を使い続けており、他の人たちにもそうするよう促している。「ちょっとした上品さが漂うから」だという。

 

 

 

 

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英語の文法における whom の正しい使い方

 

英語の文法というと、それだけで堅苦しいとか難しいという先入観がありますよね。
英語の文法は確かにそうです。難しいというか、理解しにくい、ですね。

 

英語の文法から今回の話題である、whom の使い方をみると、文法的に正しいことは
必ずしも日常的に使われるとは限らない、と言えます。
翻訳の立場からwhom について説明していきます。

 

次の文章を英語にしてみてください。

 

(電話で相手に名前を尋ねる時の表現です)

 

「どちらさまですか?」

 

少し難しいかもしれませんが、平たく言えば、「あなたは誰?」ということですね。
これなら中学英語で習いましたから、思いだせるでしょう。

 

「あなたは誰?」 に対する答えをまず考えてみます。

 

「わたしは、山田です。」これなら、英語にするのは簡単ですよね。

 

I am Yamada.   
この文章で、Yamada にあたるのが、「(あなたは)誰?」です。

 

英語で「誰」とは、上記の記事にもあるように、 who     です。
そして、「あなたは」という主語をつけて、

 

You are who.

 

少しおかしな文章ですが、これを疑問文にしていきます。

英語のwho は、疑問詞といいます。文法的に、この疑問詞は文章の最初に来ます。

つまり、

You are who.

ではなく、

Who you are.

となります。これではまだ、文法的におかしいのですが、分かりますか?

疑問詞の文章は、その名の通り、疑問文でないといけません。

疑問文とは、文字通り、疑問に思っていることを相手に尋ねる文のことです。

疑問文にするには、今回の例では、you と are を入れ替えて、

Who are you?

とします。

 

これが初対面の相手に対してならば、少していねいに

 

Who are you, please?

 

ということができます。

 

今回は電話での表現として取り上げていますので、その場合は、

Who is calling, please?

となります。

 

 

 

 

 

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英語の文法は絶対ではない

 

それでは、「誰をお呼びしましょうか?」という表現を考えてみてください。

ちょっと堅苦しいので、「誰とお話しされますか?」というふうに言い換えましょう。

「あなたは誰?」と同じように、「誰と(お話されますか?)」がありますので、おそらく

who

が最初に来ると思われてたかもしれません。そして、「お話されますか?」は

「話ますか?」ということで、これから起こる未来のことを言っていますので、

現在進行形を使うことができます。つまり、

 

Who are you talking to?

英語で「誰をお呼びしましょうか?」と電話で尋ねる時の表現のひとつだと覚えてください。

翻訳の立場から考えると、この文は文法的には間違いですが、意味とすれば正しい、ということになります。

ややこしい表現ですが、この文を肯定文で考えます。

Who are you talking to?

の  who を

山田さん、に置き換えてみます。

すると、疑問詞がなくなりますので、

Are you talking to Yamada?

となります。 そして、これを肯定文にすれば、

You are talking to Yamada.

となって、文法的にも正しい文となります。

英語の文と日本語の「山田さんと話します。」を比べてみます。

「山田さんと話します。」の「山田さんと」は

目的語といいます。

そして、その目的語の「山田さんと」が分からない場合、

「誰と」にあたる疑問詞が、 whom  です。

 英語で、「誰をお呼びしましょうか?」は、

 

Whom are you talking to, please?

 

というのが文法的に正しい英文です。

しかしながら、

Who are you talking to?

であっても、文法的に間違っているとはほとんどの場合気がつかず、

同様の間違いがさまざまな場面ででてきても、間違いだとは判断できず、

次第に英語の質が劣化していく、と嘆いているのが今回の記事です。

英語は人間が使う言語ですから、時代時代で少なからず変化していきます。

言い換えれば、英語の文法は常に絶対ではないのです。

文法学者のみなさん、質の劣化を嘆くより、もっと柔軟に社会の価値観を

反映する英文法を確立していってください。

英語の文法についての懸念ですが、あなたはどうお感じになられたでしょうか。

 

 

 

 

 

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