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英語:教材を考える

英語は今や事実上の世界共通言語です。

この事実は否定できませんが、

日本ほど英語教育に熱心な国はありません。

 

 

 

 

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もっとも英語教育に熱心なことと

英語を操れることは別のことなのですが・・・

英語を街中で話すことがそんなに珍しくない

現代ですが、それでも突然外国人に

英語で話しかけられたら、少し戸惑ってしまう

ことが多いと思います。

英語を学ぶための教材や学校など

さまざまな需要と供給があります。

英語が日本国民に

浸透してきているのは

ある意味、喜ばしいと言えなくも

ありませんが、あまり行き過ぎた

宣伝には注意が必要となります。

 

聞き流すだけで英語ができるようになるか

英語を学ぶ際に大きなネックとなるのが、

単語でしょうね。単語の意味が分からないと、

相手が何を言っているのか理解できません。

わたしたち日本人は幸いにして中学校3年間で

英語の基礎を学びますから、少なくとも日常生活に

必要な英単語は意味が理解できているのです。

すぐに思い出せないのは、潜在意識に眠ったまま

だからなんですね。

そこでかどうかわかりませんが、とにかく

英語を聞き流すだけで、相手の言っていることが

理解できるようになる、というような教材があります。

別に営業妨害をするつもりはありませんので、

聞き流すだけで英語ができるようになれば、

それはそれでいいと思います。

英語を聞き流すというやり方を

うまく活用することで

英語を文字どおり「聞き流すだけ」ではなく

「意識的に聞き流す」ことができる

ようになります。

わたしのこれまでの経験から言えば、

何も分からない状態で、英語を聞き流しても

その効果は限りなくゼロに近いと言えます。

英語を聞き流すためには、

対象となっている英語の題材について

充分日本語で理解しておいてからでなければ、

砂上の楼閣のように、その時は理解していても

(正確には理解したつもりになっているだけですが)

時間が経つと、やっぱり忘れてしまいます。

英語をいかにして肉体化できるか、ということが

課題となりますが、聞き流すという方法で

それを実現するというのも充分現実的だと思います。

 

 

 

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オンライン英会話

英語というか、英会話ということばが

浸透していますが、要するに

英語を話すという意味で使われています。

英会話という表現はまた、場合によっては

英語に限らず、外国語を話す、という意味でも

使われています。

厳密に言えば、外国語を話すという意味で

英会話という表現を使うのは、

完全に間違いですが、

ここではそのことを批判するのが

目的ではありませんので、

避けておきます。

さて、英会話を学ぶ上で必要なのは

「話し相手」です。

「話し相手」といっても、誰でもいいのではなく、

英語の先生でなければなりません。

しかも、日本人ではなく、外国人という

厳しい制約があるので、都会であればともかく、

そうじゃなければ、なかなかそんな機会には

巡り合いませんよね。

そこで登場したのが、オンライン英会話です。

インターネットが普及している現代ならではの

学習方法と言えます。

オンライン英会話スクールは

無数にありますから、それこそ

検索エンジンで「オンライン英会話」を

検索してみると、いろいろなスクールが

ズラッと出てきます。

その中から、あなたに合ったスクールを

選んで、「体験レッスン」を受けることも

いいのではないでしょうか。

オンライン英会話のレッスンは、

SkypeというSNS、つまり

ソーシャルネットワークシステムを

使いますので、

事前にSkypeに登録しておくことが

必要となります。

 

英語教材とのつき合い方

英語を使えるようになりたいという目的で

聞き流す英語なり、オンライン英会話なり

それ以外でも、あなたの学びやすい

方法に取り組まれるのがいいのですが、

それはあくまでも手段です。

英語はことばですから、常に変化していきます。

そのことを踏まえて、ひとつの手段と割り切って

とにかく継続してください。

英語で、

継続は力なり、は

Practice makes perfect.

と言います。

文字通り、練習をすることで

完全な状態となります。

 

ぜひ、頑張ってください!

 

 

 

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英語:翻訳という仕事

英語を使う仕事といえば、

何が思い浮かぶでしょうか。

いろいろありますが、

代表的なのは通訳や翻訳でしょうね。

今回は、翻訳という仕事について、

産業翻訳に絞って考えてみます。

 

 

 

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原文に忠実な翻訳

翻訳についてよく言われるのが、

「原典(原文)に忠実に訳す」ということです。

「原典(原文)に忠実に訳す」という表現は

少しむつかしいかもしれませんね。

言い換えれば、書かれてある原文を

一語一区間違いなく訳す、ということです。

ところが、原文を間違いなく訳す、というのは、

結構議論になるんです。

英語と日本語は文法的にも異なるし、

発想もまったく違いますから、

それをどのようにすれば間違いが

ないようにできるのか、大きな課題です。

例えば、

「当社は従業員に対して一切の差別をしません。」

という和文の場合、原典(原文)に忠実に訳すと、

 Our company never discriminate our employees in any and all respects.

という英文にすれば、文法的にも問題ない、

と言えます。しかしながら、この英文は

伝えたい内容は理解されても、

どこかしっくりきません。

理由は、和文と英文の発想が違うからです。

和文の「当社は~差別をしません。」とは、

「当社は差別をしない雇用者です。」という

ことですから、英語ではどちらかというと、

「~をする」、という場合、

「~をする者(人)」、という表現が好まれています。

例えば、「わたしは野球をしています。」は、

  I am a baseball player.

といえば、プロであろうがなかろうが、野球をする人、

という情報が問題なく理解されます。

もちろん、教科書にあるように、

I play baseball.

でもいいのですが、あくまでも発想として、

このように表現する、

ということを覚えておいてください。

そこで、

「当社は従業員に対して一切の差別をしません。」

をみると、

「当社は差別をしない雇用者」と表現すればいい、

ということが理解できます。

つまり、「当社は雇用者」

We are an employer

から始めればいい、ということです。

それでは、

「当社は従業員に対して一切の差別をしません。」

の「従業員に対して一切の差別をしない」を

どのように表現すればいいのでしょうか。

まず、「従業員に対して」は、

「当社は雇用者です」

としていますので、この時点で

従業員、つまり被雇用者が対象である

ということですから

省略します。それよりもむしろ、

「一切の差別をしない」をどのように

表現すればよいかを考えます。

「一切の差別をしない」とは、

「すべて平等に取り扱う」ということです。

言い換えれば、誰に対しても機会が

均等に与えられて、昇給や昇進に

繋がっていく、ということです。

日本的には、雇用機会均等と表現できるでしょうか。

要するに、誰に対しても平等にかつ公平に

与えられる権利ということです。

以上をまとめると、

「当社は従業員に対して一切の差別をしません。」は、

We are an equal-rights employer.

と表現します。

これで「当社は従業員に対して一切の差別をしません。」

という内容をすべて伝えることができます。

 

 

 

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原文の意味に忠実な翻訳

翻訳が英語力だけではできないのは、

以上のようなこともあるからです。

特にアメリカという国の特性を知らなければ、

仕事としての翻訳はできないかもしれません。

アメリカは特に、「差別」と戦ってきました。

人種差別、学歴差別、宗教差別、性差別、

性指向差別などです。日本では今でこそ

認知されましたが、職場での「ハラスメント」つまり

「嫌がらせ」というのは、さまざまな原因があります。

上記の例文での、「一切の差別をしない」とは、

学歴差別、性差別、人種差別、宗教差別、そして、

性指向差別などをしない、ということですが、

そのように「一切差別しない」と宣言しておかなければ、

企業として社会的責任が果たせない、と取られてしまう

こともあって、従業員が思うように集まらない可能性もあります。

また、法令順守の観点からも、必要不可欠な要素です。

英語として、

「当社は従業員に対して一切の差別をしません。」の訳は、

Our company never discriminate our employees in any and all respects.

で問題なく、〇になるでしょう。

翻訳としては、

Our company never discriminate our employees in any and all respects.

は間違いとは言えませんが、お金を貰える仕事ではない、

と認識されてしまうかもしれません。

原典(原文)に忠実であるよりも

原文の意味に忠実にすることも必要になります。

つまり、

「当社は従業員に対して一切の差別をしません。」は、

We are an equal-rights employer.

という英文で、原文の意味を忠実に訳しています。

これが翻訳という仕事です。

 

あなたが翻訳という仕事に関心があるなら、

ぜひ挑戦してみてください。

 

 

 

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英語 :翻訳 の苦悩 文法 の誤り

Yahooニュースからの引用です。

原文は以下のURLからご覧ください。

 

消えゆくWhom

消えゆく「Whom」、文法上の誤りとの戦い

ツイッターのユーザーが自分のホームページを開くと、画面の上部にボックスが表示される。その中には、グレーの文字でこう書かれている。「Who to follow(フォローすべき人)」と。

 

この「Who」の使い方は文法的に正しいのか? もちろん、間違っている。

 

多数のツイッターユーザーが、青いチェックマークの入った認証済みアカウントを持つ人たちを含め、文法上のこの誤りに不満を表明している。ツイッターの広報担当者ブリエル・ビラブランカ氏によると、社内で検討した結果、これらの「Whom派」は健闘したものの、

より自然なリズムが選ばれ、「Who派」が勝利したという。ヘミングウェイの小説「For Whom the Bell Tolls(誰がために鐘は鳴る)の言い回しを借りれば、いわば「The Bell Tolls for ‘Whom’(『Whom』への弔鐘)」だ。

 

こうした文法に無頓着な行為に納得できない人は少なくない。そういった人の

1人が、グーグルのシステムエンジニアのトーマス・シュタイナー氏だ。

 

独ハンブルク在住・在勤のドイツ人であるシュタイナー氏は、ツイッターの言葉が気にかかると話す。

「(英語の)ネイティブスピーカーでない私は、この言葉を学ぶのに多大な努力をする。英語をもっと分かっていてしかるべき人たちが、よく分かっていないのだ」

 

同氏は空き時間を使い、「who」を自動で「whom」に直す無償のプラグインプログラムを作成した。このプログラムのユーザーの1人は、「彼(シュタイナー氏)がインターネットを直した」と叫んだ。

 

シュタイナー氏は、英国の脚本家ジェームズ・T・ハーディング氏に共感している。

ハーディング氏は10代の頃、ミュージックビデオを見ては、歌詞の中のwhoをwhomを直していたものだった。彼が「Grand Order of the Whomic Empire」という仮想グループを設立したのは、この頃だ。ハーディング氏は、訪問数の少ないフェイスブックのグループ「Whom Appreciation Society(Whom評価協会)」を運営している。

 

どんな場合に「whom」を使うのが適切なのか。その語が前置詞ないし動詞の目的語になるときだ。その一例がヘミングウェイの小説のタイトル「For Whom the Bell Tolls(誰がために鐘は鳴る)」というわけだ。その語が文あるいは節の主語の役割を担うときは「who」を選ぶ。

 

言語に関する本を何冊か執筆しているデラウェア大学のベン・ヤゴダ教授(英語学・ジャーナリズム)は、こういった問題を気にかけている。だが、使うべきところで100%、必ずwhomを使うべきだとまでは主張していない。冒頭のツイッターの言い回しについては、「『whom to follow』にするとあまりにも堅苦しくなって具合が悪い。ソーシャルメディアは感嘆符やなにやであふれているからだ」と話す。

 

作家のカルバン・トリリン氏はさらに踏み込んで、こう主張する。「個人的な意見だが、『whom』という言葉が考案されたのは、あらゆる人が堅苦しい執事みたいに聞こえるようにするためだ」

 

考えてみよう。英国のバンドの名前が「The Who」ではなく、「The Whom」だったら、その音楽を聴きたいと思うだろうか。同じように、映画「ゴーストバスターズ」の有名な主題曲の歌詞「Who ya gonna call?」が「Whom ya gonna call?」だったら、そして、ボ・ディドリーの有名な曲「Who Do You Love」が「Whom Do You Love」だったら、果たしてヒットしていただろうか。

 

脚本家のハーディング氏さえ、実際の人々の話し方については、譲歩の姿勢をみせている。その例外は、同氏の脚本に繰り返し出てくる1224歳の吸血鬼だ。「彼女は『whom』を使うのが適切なときはそれを使う。彼女は古風なキャラクターだからだ」

 

この寛容タイプの対極にいるのが、英国のテレビドラマ「Doctor Who」をもじった「Doctor Whom」だ。これは、アダム・ロバーツ氏が生み出した「文法的に正しいタイムロード(主人公の宇宙人種族名)。同氏はロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校の教授(19世紀文学)を務めるかたわら、SF作品を多く発表している。

 

Doctor Whomの表紙のサブタイトルには「パロディ化に徹底して立ち向かう」とある。リン・トラス氏の文法に関するベストセラー、「Eats, Shoots & Leaves(パンクなパンダのパンクチュエーション―無敵の英語句読法ガイド―)」のサブタイトルである「句読点の間違いに徹底して立ち向かう」にちなんだものだ(訳注=Panda Eats, Shoots & Leaves は「パンダは食い、銃を撃ち、そして立ち去る」となるが、読点を取り除けば「パンダは新芽(shoots)と葉(leaves)を食べる」という意味になる)。ロバーツ氏のDoctor Whomはというと、タイムトラベルをしながら、文法やその他の間違いを直していく。

 

ロバーツ氏は、「私は軽い気持ちで文法の細かいダメ出しをしている。文法的なナチス主義者であることと、ナチス主義者そのものは違う」と話す。同氏は適切なときに「whom」を使い続けており、他の人たちにもそうするよう促している。「ちょっとした上品さが漂うから」だという。

 

 

 

 

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英語の文法における whom の正しい使い方

 

英語の文法というと、それだけで堅苦しいとか難しいという先入観がありますよね。
英語の文法は確かにそうです。難しいというか、理解しにくい、ですね。

 

英語の文法から今回の話題である、whom の使い方をみると、文法的に正しいことは
必ずしも日常的に使われるとは限らない、と言えます。
翻訳の立場からwhom について説明していきます。

 

次の文章を英語にしてみてください。

 

(電話で相手に名前を尋ねる時の表現です)

 

「どちらさまですか?」

 

少し難しいかもしれませんが、平たく言えば、「あなたは誰?」ということですね。
これなら中学英語で習いましたから、思いだせるでしょう。

 

「あなたは誰?」 に対する答えをまず考えてみます。

 

「わたしは、山田です。」これなら、英語にするのは簡単ですよね。

 

I am Yamada.   
この文章で、Yamada にあたるのが、「(あなたは)誰?」です。

 

英語で「誰」とは、上記の記事にもあるように、 who     です。
そして、「あなたは」という主語をつけて、

 

You are who.

 

少しおかしな文章ですが、これを疑問文にしていきます。

英語のwho は、疑問詞といいます。文法的に、この疑問詞は文章の最初に来ます。

つまり、

You are who.

ではなく、

Who you are.

となります。これではまだ、文法的におかしいのですが、分かりますか?

疑問詞の文章は、その名の通り、疑問文でないといけません。

疑問文とは、文字通り、疑問に思っていることを相手に尋ねる文のことです。

疑問文にするには、今回の例では、you と are を入れ替えて、

Who are you?

とします。

 

これが初対面の相手に対してならば、少していねいに

 

Who are you, please?

 

ということができます。

 

今回は電話での表現として取り上げていますので、その場合は、

Who is calling, please?

となります。

 

 

 

 

 

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英語の文法は絶対ではない

 

それでは、「誰をお呼びしましょうか?」という表現を考えてみてください。

ちょっと堅苦しいので、「誰とお話しされますか?」というふうに言い換えましょう。

「あなたは誰?」と同じように、「誰と(お話されますか?)」がありますので、おそらく

who

が最初に来ると思われてたかもしれません。そして、「お話されますか?」は

「話ますか?」ということで、これから起こる未来のことを言っていますので、

現在進行形を使うことができます。つまり、

 

Who are you talking to?

英語で「誰をお呼びしましょうか?」と電話で尋ねる時の表現のひとつだと覚えてください。

翻訳の立場から考えると、この文は文法的には間違いですが、意味とすれば正しい、ということになります。

ややこしい表現ですが、この文を肯定文で考えます。

Who are you talking to?

の  who を

山田さん、に置き換えてみます。

すると、疑問詞がなくなりますので、

Are you talking to Yamada?

となります。 そして、これを肯定文にすれば、

You are talking to Yamada.

となって、文法的にも正しい文となります。

英語の文と日本語の「山田さんと話します。」を比べてみます。

「山田さんと話します。」の「山田さんと」は

目的語といいます。

そして、その目的語の「山田さんと」が分からない場合、

「誰と」にあたる疑問詞が、 whom  です。

 英語で、「誰をお呼びしましょうか?」は、

 

Whom are you talking to, please?

 

というのが文法的に正しい英文です。

しかしながら、

Who are you talking to?

であっても、文法的に間違っているとはほとんどの場合気がつかず、

同様の間違いがさまざまな場面ででてきても、間違いだとは判断できず、

次第に英語の質が劣化していく、と嘆いているのが今回の記事です。

英語は人間が使う言語ですから、時代時代で少なからず変化していきます。

言い換えれば、英語の文法は常に絶対ではないのです。

文法学者のみなさん、質の劣化を嘆くより、もっと柔軟に社会の価値観を

反映する英文法を確立していってください。

英語の文法についての懸念ですが、あなたはどうお感じになられたでしょうか。

 

 

 

 

 

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英語 翻訳者と翻訳家

英語の翻訳について考えてみます。

翻訳とは

翻訳とはあるひとつの言語を別の言語に置き換えることです。

一般的に、母国語から外国語へ、または外国語から母国語へする

作業のことを意味しています。

翻訳はまた、コンピュータで使用している機械言語から人間が

理解できる言語へする作業、またはその逆の作業も意味していますが、

ここではその意味での翻訳は省略します。

翻訳の対象となる言語はたくさんありますが、なんといっても

英語が圧倒的に多く、その次にスペイン語、フランス語、中国語などが

あります。ここでは英語の翻訳について、考えてみます。

 

 

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翻訳者と翻訳家

翻訳者とは、主に技術系の翻訳をしているひとのことを示します。

翻訳家とは、文芸関係の翻訳をしているひとのことを示します。

翻訳者ということばは、ある程度定着してきていますが、

それは技術的な情報が求められている時代だからです。

翻訳家は昔から使われていますが、例えば推理小説などの文芸翻訳や

映画の字幕翻訳をするひとも翻訳家と言います。

翻訳家という響きはなんかとても威厳があるような雰囲気ですよね。

翻訳者と翻訳家は、基本的に自由業、つまりフリーランスです。

言い換えれば、会社員じゃぁない、ということです。

もちろん例外はありますが、ほとんどがフリーランスなのには理由があります。

つまり、翻訳は儲からないからです。それじゃぁ、これから翻訳者や翻訳家に

なろうとしているひとをがっかりさせてしまいますね。

そうです、がっかりしてください。それが翻訳業界の現実なんです。

翻訳という仕事がフリーランスでもそんなに儲からないのに、会社組織で

取り組むと儲かる、ということはありませんから、ほとんどの場合、翻訳者や

翻訳家は会社員ではありません。

翻訳者や翻訳家のなかには、たくさん稼いでいらっしゃるかたもいらっしゃいます。

でもそれは全体の数パーセントなんですね。残りの90パーセント以上の翻訳者や

翻訳家は、翻訳だけでは生活ができない、ということです。

 

 

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翻訳家の収入

翻訳家は、フリーランスの立場で、版権を持っている出版社からの依頼で、

ひとつの作品を日本語に翻訳していきます。収入としては、その翻訳本が

売れた総額の何パーセントの金額です。有名な作家の版権であれば、

それこそ再販を繰り返し、売上額が増えていくにつれて、翻訳家の収入も

増えていきます。でも売れなければ、ゼロです。収入が非常に不安定な

仕事ですね。

翻訳家は、下訳という仕事をします。つまり、著名な翻訳家の先生が弟子に

訳させて、その出来を確認して、その先生の名前で出版社に提出するという

わけです。当然、下訳者には師匠である大先生の貰える翻訳料から固定額が

支払われる、ということになりますので、金額は師匠(の気分)次第、ということです。

また、最近は師匠ではなく、出版社から翻訳会社へ依頼がいく場合が多いようです。

翻訳会社は同じように、抱えている(登録している)翻訳家に仕事を依頼しますから、

登録時の契約内容に基づいて、金額が決まります。師匠からの場合と比べて、

安定していると言えるかもしれませんが、金額でみれば、大差はないでしょう。

 

 

 

翻訳者の収入

翻訳者へは、翻訳会社から依頼がいく場合がほとんどです。収入は、登録時に

契約した料金で計算がなされ、納品完了月末締めの翌月または翌々月に

支払われます。翻訳会社からみれば、登録してある翻訳者は下訳者という

ことになります。

翻訳会社でも大手であれば、社員としての翻訳者もいますので、そのひとたちが

訳す場合もありますが、絶対数が少ないため、フリーランスである翻訳者に

依頼する頻度が多くなります。

 

翻訳の仕事

翻訳はとても手間がかかります。まず、原稿の内容を確認し、ページ漏れとか

不明瞭な個所などを修正、または差し替えすると同時に、登録してある翻訳者で

具体的な案件の得意なひとを探します。そして、そのひとに連絡を取って、

対応可能かどうかの問い合わせをします。

翻訳者に伝えるのは、対象案件の文字数、内容(契約書、技術文等)、納入形態、

(ほとんどがワードファイルですが、エクセルやパワーポイントの場合もあります。)

そして、単価と希望納期です。場合によっては、原稿に画像やグラフがありますので、

それを訳すとか訳文にも載せるとかの指示をします。

翻訳者が承諾すれば、翻訳会社から約半日以内に発注書が送られ、

翻訳者が正式に受注となります。その後、翻訳会社は納期が近づくと

仕上がり具合を確認し、当初の納期に間に合わないような場合には、

依頼元に納期の変更を相談します。

翻訳会社が設定する翻訳者からの納期は、依頼元への納期よりも

3日から7日ほど早くなっています。それは、翻訳者から受け取った

翻訳文献をチェックすることが必要だからです。

翻訳のチェックとは、原文が正しく訳されているか、訳漏れがないか、

意味の取り違えや訳語が統一されているかどうかなどに加えて、

文字のフォントが統一されているか、文字の大きさ、行間が指示された

通りかどうかなど、複数の人員でおこないます。

翻訳を仕事として考えた場合、このような作業をひとりですべてすることは

現実的ではありませんね。翻訳の仕事=英語ができるひとの仕事ではなく、

英語の翻訳力+パソコンの操作+日本語の理解力が必要となります。

翻訳が仕事である以上、当然のことだと言えます。

今回は少し厳しい現実をお伝えしましたが、それでも英語で仕事ができるよう

頑張っていきましょう!

 

 

 

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英語: アメリカ英語とイギリス英語 どこがどう違う?

英語は今や世界的に使用されている世界共通言語といってもいいでしょう。 その世界共通言語である英語には、主に2つの種類があります。

英語にも種類があるの?って、あなたは戸惑われているかもしれませんが、要するにアメリカ英語とイギリス英語です。

 

 

 

 



 

 

 

 

英語としては同じなのですが、アメリカ英語とイギリス英語はそれぞれ方言のように、同じ単語でも発音が若干違ったり、同じ単語でも意味が違ったりしています。世界共通語としての英語はそのおよそ70%がアメリカ英語を基本としていますので、アメリカ英語が主流だといってもいいのでしょうが、どちらも同じ英語です。それぞれの良さを充分に理解することでもっと英語に親しみがわいてきますよ。

 

アメリカ英語

英語といえば、アメリカ、というイメージを持っていらっしゃるかもしれませんが、それほど英語が世界的に普及しているのは、やはり「強いアメリカ」の影響があると言えます。

そのアメリカ英語ですが、典型的なアメリカ映画で感じ取ってみましょう。

いかがでしょうか、Mission Impossible: Rouge Nation の予告篇です。

いかにもアメリカという映像ですね。

イギリス英語

それに対して、典型的なイギリス英語の映画を観てみましょう。

イギリスを代表する映画として世界的に有名なのは、ジェームズ・ボンドですね。

SPECTREの予告編から、典型的なイギリス英語を感じていただけたでしょうか。

 

 

 

 



 

 

 

 

アメリカ英語とイギリス英語

アメリカ英語とイギリス英語は、実際に話していることばを聴いていただくとその違いが音として明確になりますね。もちろん、表現でも違いはありますので、そのことを認識していくと、更に理解が深まるのではないでしょうか。

アメリカ英語では、「~をしたい」という表現は、

I would like to ….

がよく使われていますが、

イギリス英語では、

I would love to ….

という表現も使われています。

英語では、like と love それぞれ、好む、大好き、という意味ですが、アメリカ人が love toの表現を聞くと、理解できるのですが、気取っているとか、上品ぶっている、というふうに認識することがあるそうです。その一方で、イギリス人が、like to の表現を聞くと、やはり理解できるのですが、品がないとか、思うことがあるようです。

イギリス英語を聞くと、わたしの場合、相手が何を言っているのか最初はよく分からない時もあります。それはなんといっても、イギリス英語の音に慣れていないからだと言えます。それでも、ジェームズ・ボンドの映画は好きですし、典型的な英国紳士の表現にも感動もします。

アメリカ英語を聞くと、私の場合、相手の言っていることは充分に理解できますが、それはアメリカ英語の音やリズムを聞きなれているからです。Mission Impossible でのトムクルーズが話す典型的なアメリカ英語は、耳に心地よく響いてきます。

英語は世界共通言語として、今や世界中の国々で話されています。もちろん、全世界で通用するわけではありませんが、コミュニケーションの手段として、主に使われています。この英語をアメリカ英語、イギリス英語の観点から比べてみるのも英語そのものの理解を深めることになるのではないでしょうか。

 

 

 

 



 

 

 

 

地球温暖化:パリ協定をめぐるトランプ大統領とフランス大統領の違い

地球温暖化に関するパリ協定をめぐって、フランスのマクロン大統領とアメリカのトランプ大統領の認識の違いが浮き彫りになったようです。

 

地球温暖化:

以下はYahooニュースからの引用です。

 

 

Yahoo ニュース

 

フランス大統領「地球を再び偉大にする」 英語で演説

米トランプ大統領が地球温暖化対策のパリ協定から離脱すると表明したことを受けて、協定締結の地となったフランスのマクロン大統領は、パリの大統領府(エリゼ宮)からテレビ演説した。「判断は尊重するが、とても残念だ。地球の将来にとって間違いをおかした」と断言し、トランプ氏とも電話会談して、そうした考えを伝えたと明かした。そのうえで、目標を下げるような協定の再交渉はないと明言し、残る国々で責任を果たしていくとした。

フランス語に続いて英語でも演説し、米国の科学者らに向けて「フランスに来てほしい、一緒に(温暖化対策で)働こう」と呼びかけた。そして、「米国を再び偉大にする」というトランプ氏の決まり文句をもじって、こう語りかけた。「地球を再び偉大にする」

 

 

 

 

 

 

米国を再び偉大にする We are going to make America great again!

 

地球温暖化対策の国際的枠組みを定めた「パリ協定」からアメリカが離脱するという意思表示をトランプ大統領が示し、それに対して世界各国に混乱を招いているようです。

地球温暖化対策の国際的枠組みであるパリ協定が崩壊すれば長期的には環境に壊滅的な影響が生じると環境活動家たちは警告していますが、それに対して削減目標に反対する勢力は協定から脱退し、CO2排出に関する規制を撤廃することで、米国は今後数十年にわたり数百億ドル規模のエネルギーコストを削減できるとも主張しています。

 

トランプ大統領

 

 

地球温暖化対策は、ある意味、超長期的な対応策でもありますから、ついこの間就任したトランプ大統領が数値的な裏付けもなしに、単なる好き嫌いで離脱を判断するべきではありません。残念ながらこの報道が断片的なので、果たしてトランプ大統領が正式な議会手続きを経て、パリ協定離脱を決めたのかどうかはわかりません。ここから先は、時事問題の解説になりそうですので言及するのは避けますが、ここで注目したいのは、フランスのマクロン大統領の態度です。

 

 

 

 

 

 

地球温暖化は世界的な課題

地球温暖化対策は、主要諸国が中心となり一致して取り組む必要のある課題です。トランプ大統領はおそらく離脱表明が終わった後、そのことを再度認識しているのではないでしょうか。その理由は、フランスのマクロン大統領がこの件についてフランス語で演説をし、「地球を再び偉大にする」と演説の最後に英語で締めくくったからです。わたしは演説そのものを確認していませんので正確ではないかもしれませんが、「米国を再び偉大にする」とは、 We are going to make America great again. と大統領選の時から訴えていましたので、これをそのまま、We are going to make the earth great again. という表現ではないでしょうか。このことばそのものは、演説の一部ですが、注目したいのは、フランス大統領がフランス国民に向けた国内放送であるにもかかわらず、英語を使った、ということです。

 

マクロン大統領

 

 

フランスの大統領が英語を話せることに驚いているのではなく、フランス語第一主義のフランス国民に対して、あえて英語での表現も取り入れたことに、驚いています。フランスを始めヨーロッパ諸国では、例えば、フランス語、ドイツ語、スペイン語など複数の言語で様々な案内がなされています。レンタカーの使用説明書でも、ヨーロッパ諸国で使われている複数の公用語で説明がされています。しかしながら、英語での表記や説明はほとんどありません。それほど英語に対してアレルギーを持っているのかな?と考えてしまうほどです。でも、彼らは英語も理解できるのですから、日本人のような英語アレルギーではなさそうです。

トランプ大統領がその実情を知れば、それこそ別の意味で大騒ぎするかもしれませんが、それほどヨーロッパ諸国は自国の言語および近隣諸国との関係を重要視している、とも言えます。そのような環境下でありながら、英語に対して排他的な姿勢を見せているフランスという国の大統領が、あえて英語を取り入れて演説をおこなったというのは、地球温暖化対策はやはり、世界的な課題だというマクロン大統領の意思表示とも理解できますね。

 

地球温暖化の課題をトランプ大統領はどう乗り切っていくのでしょうか。注目していきたいですね。

 

 

 



 

 

 

英語: 仕事としての通訳

英語の通訳について、

こんなニュースがありました。

以下はYahooニュースからの引用ですが、原文の記事は以下のURLからご覧ください。

Yahoo ニュース

【MLB】「通訳はマウンドに上がるな」―田中将大に“指摘”の米解説者が批判受け謝罪

 

野球言語を覚えろ!」で波紋、一夜明けてツイッターで「心から謝罪します」

ヤンキースの田中将大投手は6日(日本時間7日)、本拠地でのレッドソックス戦に先発したが、5回を3被弾を含む5安打2奪三振1四球5失点(自責5)と乱調に終わり、今季6敗目(5勝)を喫した。5回を投げ終え、わずか62球(44ストライク)で降板。試合は4-5で敗れた。

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泥沼の5連敗となった田中。4回の連続被弾直後には、ラリー・ロスチャイルド投手コーチがマウンドへ向かったが、この際に通訳を帯同していたことから、宿敵レッドソックスのOBが「違反にすべき」とまさかの主張。「野球言語を覚えろ!」と苦言を呈して波紋を呼び、その後、本人やテレビ局が謝罪をするという事態となった。

炎上続きでニューヨークメディアから厳しい批判を受けている田中に対して、ヤンキースの宿敵レッドソックスのOBから不可解な意見が飛んだ。この試合の4回。田中は先頭ボガーツを四球で歩かせると、続くモアランドは右翼へ特大2ラン。さらにラミレスには左中間へのソロを浴び、2者連続弾で畳みかけられた。

ここでマウンドの田中の元にロスチャイルド投手コーチが歩み寄る。すると、ボストンでテレビ中継しているテレビ局「NESN」の解説者で、レッドソックスの球団殿堂入りを果たしている元内野手のジェリー・レミー氏はこう語った。

「(ロスチャイルドに同伴したのは)トレーナーかと思いました。田中が通訳をつけていることを失念していました。私はこれ(通訳のマウンド帯同)を禁止すべきだと思います」

中継局も謝罪、田中も米メディアの取材受ける事態に

これを受け、実況が「本気ですか?」と驚きとともにレミー氏に聞き返す。レッドソックスは日本人投手との縁が深く、野茂英雄氏、現カブスの上原浩治投手、現マーリンズの田澤純一投手、現ソフトバンクの松坂大輔投手、斎藤隆氏、岡島秀樹氏が過去に在籍。レッドソックスでも、投手コーチや監督が通訳を伴ってマウンドに向かい、会話するシーンは見慣れた光景だったはずだからだ。

しかし、レミー氏はここで「本当にそう思うよ」と即答。実況が「どの辺りが気に入らないのでしょう?」と質問すると、「うーん、野球言語を覚えろ! すごくシンプルな話だ。長い時間経っているのだから、投手コーチと投手の会話はすごく簡単に理解できるだろう」と話していた。

実況は会話の細かいニュアンスで誤解を招かないような配慮とフォローしていたが、このレミー氏の発言を米誌「スポーツ・イラストレイテッド」など米メディアが取り上げ、ファンから「人種差別だ」などと批判が集まる事態となった。

すると、レミー氏は一夜明けた現地時間7日(同8日)に自身のツイッターで「昨夜のテレビ放送での私の言葉で不快となった方々に心から謝罪します」と謝罪。ニューヨークの地元紙「デイリー・ニューズ」は、試合を中継した「NESN」も「火曜夜のニューヨークからの中継に関連して、NESNはジェリー・レミーが表現したいかなる見解にも賛同しておらず、またジェリーと話し、彼が後悔していることを理解しました。我々はジェリーの言葉で不快となった方々に心から謝罪いたします」と謝罪したことを伝えている。

同紙によると、田中自身は米メディアの取材に対して、今回に騒動について「コメントしづらい」としつつも、通訳なしでは微妙な意味づけが失われる可能性があることや、MLBのルールでは通訳のマウンドへの帯同が認められていることを指摘したという。また、CBSスポーツは、レッドソックスのスポークスマンがレミー氏の発言に同意できないと声明を出したことを報じている。球団側も火消しに追われる大騒動となった。

 

仕事としての通訳を考える

英語で仕事、となれば、先ず思い浮かべるのが、通訳ではないでしょうか。翻訳、という仕事もありますが、仕事としては、いずれも地味で裏方、ということになります。翻訳については別の機会にするとして、今回は通訳について少し考えてみます。

 

 

 



 

 

 

英語の通訳とは

英語の通訳とは、観光や会議などで外国人にこちらの伝えたい内容を英語にして話すこと、また外国人が英語で話している内容を日本語にして伝える、という仕事です。観光の場合は、通訳ガイドという国家資格を有する専門家でなければ仕事ができませんので、ここではあくまでも会議通訳などに限定します。尚、通訳ガイドと通訳は、名称こそ類似していますが、本質的に異なりますので、ご了承ください。

英語の通訳は、大きく分けて2つあります。ひとつは、逐次通訳、例えば、会議などで、発言者が英語で説明をし、それを通訳者が日本語で説明をしていきます。また、その逆の日本語から英語もあります。もうひとつは、同時通訳、例えば、英語で発言者が話しているとほぼ同時に、通訳者がその発言内容を日本語にして説明していきます。また、その逆の日本語から英語もあります。

英語の通訳は、あくまでも発言者に対して黒子ですから、発言内容を補足したり、省略したりすることはできません。また、逐次通訳にせよ、同時通訳にせよ、本来の英語力以外に、通訳技術を身につけておく必要があります。しかしながら、通訳には国家資格がありませんので、実力本位の世界です。

英語の通訳といえば、外資系企業などでよく、従業員が英語での説明を日本語に通訳する場合もありますが、ここで言う「仕事としての通訳」つまり、プロとしての通訳者ではありませんので、そのままプロの通訳者にはなれません。言い換えれば、英語の分かる従業員なら、通訳できるだろうと簡単に考えてしまう企業が多すぎますね。典型的なのが帰国子女です。別に帰国子女のみなさんを悪く言うのではありません。むしろ、帰国子女のみなさんは、ある意味被害者なのかもしれません。帰国子女のみなさんは、確かに英語は理解できます。そしてある程度日本語で説明もできます。その逆も対応できます。しかしながら、それはあくまでも情報を伝えるという目的であれば、問題ないのですが、正式の場での通訳という観点からは、リスクがあります。帰国子女のみなさんに限らず、いわゆる英語屋という人たちも当てはまるのですが、英語は分かる、だから相手が英語で言っていることも分かる、というのが通訳としてそのような方々を使おうとする企業のみなさんの発想です。

英語の通訳はプロを雇えれば理想的なのでしょうが、費用の問題もあり、ほとんどの場合、社内の従業員が通訳をしています。別にそれが悪いといういのではありません。むしろそのような機会を、社内研修と捉え、それぞれの企業が国際化の波をどのように乗り切っていくかを考えてもらえばいいのですが、残念ながら、そのような企業はほとんどありません。

英語の通訳は、技術であるとお伝えしました。言い換えれば、英語の通訳は単に英語を日本語に、または日本語を英語に訳しているだけではない、ということです。聞こえてくる英語をそのまま日本語にしていのですが、学校で習ったような、関係代名詞、関係副詞、などが使われている表現であれば、後ろから前に訳していきますので、発言が終わるまで待たないと、日本語にできない、ということになります。それではどうすればいいかなのですが、英語を前から後ろに訳していきます。

例をあげて説明しますね。

 

 

 

 

 

 

This is a problem that should be removed.

「これは、排除されるべき問題です。」 というのが標準的な訳ですね。

関係代名詞 that のあとの should be removed は、本来の主語、problem を説明しています。

学校の試験では、これで正解です。

では、関係代名詞の右側の文章を前にせずに、英文の語順通りに訳すと、

「これは、問題として排除されるべきです。」 

「これは、問題ですから排除してください。」

などとなります。

例としてあげたのは、簡単な英文ですので、関係代名詞 that の後ろから訳してもあまり時間はかかりませんが、これが繰り返されると、結構な時間になります。

英語で通訳する場合、さらに求められることがあります。例えば会議の席で、あるひとつの議題について、発言者が資料を説明します。その資料は、営業戦略や技術情報についての詳細な説明が記載されています。その中から必要な個所を抜粋で、説明しながら、今後の方針を決めていきます。その途中で、あるいは質疑応答の時間を設けて、参加者がそれぞれの意見を述べたり、提案をしたりします。その発言ひとつひとつを日本語で理解し、英語で説明する、または英語で理解して日本語で説明する、という作業に取り組むのが通訳者です。対象となる技術などを理解するには、その技術を概略にせよ通訳者が理解しておくことが必要です。専門用語の内容は分からなくても、その専門用語の意味は把握しておくことが不可欠です。そうなると、単に英語を日本語に、または日本語を英語にしていく作業だけではなく、対象となる内容の基本的な知識を把握しておくための作業も必要となります。

例えば、議題が特許侵害についてのことであれば、英語、日本語以前に、特許や特許侵害についての基本的な知識がなければ、英語そのものが理解できなくなります。

これも例をあげて説明しますね。

ある装置が既に特許を取っている別の装置を侵害しているかどうか、という議論をしていると想定します。

先方の説明で、

This device comprises AAA, BBB, and CCC.

Your device consists of AAA, and BBB.

Therefore, this device is different from your device.

 

ということですが、これを日本語にしてみます。

 

本装置は、AAAとBBBおよびCCCで構成されています。

御社の装置は、AAAとBBBの構成です。

よって、本装置と御社の装置は異なるものです。

 

要するに、本装置は御社の装置を侵害していない、という主張です。

それでは、本装置と御社の装置はどこが違うのでしょうか。

日本文だけでは判断がつきませんが、英文では明確です。

つまり、

This device comprises AAA, BBB, and CCC. 

この文には、comprise という動詞が使われています。

これは、~を構成する ですが、~などが含まれる という意味があります。

つまり、この装置を構成しているのは、AAA BBB CCC 

 

以外の要素も加えることができる、ということです。

 

それに対して、

Your device consists of AAA, and BBB.

これは、consist of で構成することを表しています。

同じ ~を構成する でも、AAA と BBB だけという意味を表しています。

だから、本装置は対象となる構成要素が広いので、御社の装置を侵害していない、という主張です。

 

実際にはもっとややこしいやり取りとなりますが、ここでは英語以外に背景知識を理解しておくことの説明として簡単に述べています。

 

このように文字にすると、ある程度落ち着いて判断できるのですが、通訳の場合、すべて口頭ですので、よほどの英語力と対象となる議題や話題についての知識が 求められます。それが仕事としての通訳のレベルです。

 

英語の通訳を目指されているなら、あなたはぜひこのことを踏まえて、頑張って いってください。

 

 

 



 

 

 

 

英語から英会話:話すための英文法

英語が話せるようになりたいと思っているあなたは、これまでにどんな勉強をしてこられたでしょうか。

英語が話せるようになるには、英文法をしっかりと勉強することが必要です。

 

 

 

 

 

 

英語を話すための英文法とは

英語を話すための英文法とは、学校で勉強した英文法の知識を英語を話すために 活用するということです。しかし、英文法を勉強して英語が話せるようになるなら、苦労はしない、と感じられているかもしれませんね。

英語を話すための英文法とは、言い換えれば、英文法の知識を活用して、英語を 話す、ということです。英語を学校で学んできて、その知識を活用して英語で話す、ということですが、それは学んだ英語を活用して英語の文章を書く、英語の 文章を読む、などと同じです。要するに、英文法の知識を活用する方法論なのです。古くは「表現文法」として、中国の言語学者、林語堂が提唱しました。

英語を話すための英文法という概念は、残念ながら日本の学校教育では見過ごされてきました。明治維新後、急速な文化の革新が叫ばれ、それを実行するためにはどうしても外国の技術を理解し、運用していくことが不可欠でしたので、英文を正確に読み、理解していくか、というような文字からの情報中心の英語教育が重んじられたのでしょう。それでも明治時代は著名な文化人が海外に向けて、英文で書籍を表したり、海外からの訪問団と技術的なことなどを議論したりと、ちゃんと英語で話ができていたようですが、やはりごく限られた人たちだったんでしょうね。

 

 



 

 

日本ではどちらかといえば、英語を話すことよりも、読むこと、理解すること、 書くことが重要視されてきています。話す英語の重要性が注目を浴びたのは、おそらくアポロ11号での人類最初の月面着陸あたりではなかったでしょうか。人類初というのは月面着陸だけではなく、その模様の中継、そしてなによりも同時通訳といういわば神技のような技術が全国的に披露されました。きっかけはそのような通訳でしたが、それによりコミュニケーションのための英語に対する関心が高まってきて、その結果、それまであまり重要とされていなかった話す英語が見直されてきたようです。

英語を話すという意味で、「英語会話」や「英会話」ということばが使われるようにもなりました。「英会話」というと何か特別な英語という印象を持ってしまうかもしれませんが、つまりこれが話す英語なんですね。そして会話をするから、 「英会話」だと理解しています。

 

 

 



 

 

 

英語が話せるようになりたい日本人は英語が好き?

英語は今や国際語ですと、繰り返し述べてきましたが、日本人は大変な英語好きですね。なぜかと言うと、日本には英語を勉強するためのいろいろなスクールや教材があるからです。最近では、英語を聞き流す、とか、オンラインでの英会話レッスンなど、多岐にわたって、学習者の都合に合わせて学べる環境が整っています。 ある意味、とても恵まれていますね。

英語の必要性が注目され始める前は、NHKの教育番組で「英語会話」とか「基礎英語」など、どちらかといえば地味な放送がされてきました。また、英語といえば英文法という先入観があったのかもしれませんが、街の書店には難しい英文法の解説書が所狭しと並んでいました。

英語をそんな環境から学び、苦労して英語でのコミュニケーションが何とかできるようになったわたしのような者は、今のこのような恵まれた環境というのが、返って英語を学習者から遠ざけているのではないか、と思うときさえあります。

英語の必要性があるからこそ、英語教育ビジネスが発展していくのですね。最近はほとんどないと思いますが、街中の英会話学校では、英語を話すということで、短期間だけ、教師として雇われた青い目の外国人を結構見かけました。彼らはいわば旅行者で、彼らにとっても英語は外国語であったりしてましたが、それでも生徒さんは希望者が多かったので、英会話学校にとっては、いいビジネスだったんでしょうね。

英語が今や国際語であり、日本でもその重要性が叫ばれて久しい今でこそ、英語の質について内容が理解できなくとも、ある程度判断ができるようになりました。それだけ全体の基礎力が向上している、ということですね。

 

英語を話すための英文法を、今一度見直してみてください。そうすれば、あなたにあった勉強法が必ず見つかります。

 

 



 

 

 

 

 

 

英語:松本亨博士の理論「英語で考える」と英語勉強法

英語教授法に、「英語で考える」という理論があります。これは今は亡き、英語教育者、松本亨博士が提唱された英語を効率的にマスターすることのできる、教授法です。今回は番外編として、「英語で考える」をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

英語は英語で理解する

英語は英語のままで理解することで、日本語の介入なく、英語のまま脳にインプットされる、というのが、英語で考える、という理論の中心です。英語を英語で理解するためにどのようにするか、という方法論を松本亨博士は、自らの著書で紹介し、講師として担当されていた「NHK英語会話」のラジオ番組で、実践されてきました。

「英語で考える」は、戦前に文部省顧問として来日した英国人学者が提唱した理論で、英語には英語の、日本語には日本語の考え方があるので、両方の言語を同じ考え方をする能の回路で使用してはならない、という主旨です。

「英語で考える」ことを実践された松本亨博士は、本来アメリカ改革派教会の牧師で、アメリカの宣教団体から戦後明治学院に派遣された宣教師で、専門は教育心理学でした。

 

 

「英語で考える」のは神技である、と反論されたのは、アポロ11号の月面着陸の衛星中継で同時通訳をされた、國弘正雄先生でした。國弘先生は神戸で過ごした中学時代に、英語を猛勉強され、当時神戸に進駐していたいろいろな国の兵士に片っ端から英語で声をかけ、教科書の英語の音読を頼まれたそうです。それが只管購読という、独自の理論になっていくのですが、当ブログでもくり返し説明してきた、効率的な英語勉強法である、音読、の基礎となっています。

「英語で考える」ことの是非は別にして、今から半世紀以上も前には、このように英語教授法をめぐる議論が盛んでした。今から思えば、国際化に向かう日本の英語創世記のような実りのある議論だったのではないでしょうか。

 

 



 

 

英語は英語で理解できるか

「英語で考える」という理論では、わたしたち日本人も英語で英語を理解することができるようになります。「英語を英語で理解する」とは、提唱者が述べているように、英語回路で英語を理解する、ということだと思います。例えば、「テーブルの上にコップがある」という状況を思い浮かべてください。英語ではもちろん、「テーブルの上にコップがある」というのは、There is a glass on the table. と言います。そして、「テーブルの上にコップがある」と英語で言おうとして、There is a table と言ってしまったらどうすればいいでしょう。その場合は、There is a table under the glass.と言えば、同じ情報を伝えることができます。

「英語で考える」とは、このように別の見方ができる英語回路で考えていく、ということを主張しているのではないかと思います。いずれにせよ、英語と日本語を意識せず、両方の言語で情報を伝えられることを目標として頑張っていきましょう!

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

英語が話せるようになるためのおすすめの勉強法

突然ですが、あなたは英語を話せるようになりたいと思いますか?

英語が話せるようになると、外国の人たちと会話ができるのでカッコイイ! とか海外旅行で困らないとか、いろいろとうれしいことがありますが、現実はそんなに甘くない、というのも経験されているかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

英語が話せるようになるためには持続が大事

英語がそれでも話せるようになりたいのはどうしてでしょうね。現代は国際化の時代です。ボーダレス、つまり国境のないような自由な文化交流ができる時代です。そんな時代に英語が話せるようになるためのおすすめの勉強法は、音読 です。

なんだか、がっかりさせてしまったかもしれませんね。でもこれって、重要なんです。現代は情報技術がかなり進んでいますので、そんな技術の最先端で英語を簡単に話せるようになるツールが開発されることも期待されています。例えば、自動翻訳機やそれを応用した翻訳サイトなどですが、確かに便利です。わたしも時々使ってますけど、ホントに便利ですね。

しかし、英語をしっかり身につけて話せるようになるためには、音読 が最適です。但しこれには2つの条件があって、あなたは英語のアルファベットが読めること、意味は分からなくてもいいので英語の単語が読めること、が必要です。条件というと大げさですが、要するに中学で英語の授業を受けた経験があれば、大丈夫ですね。

もう一つは、単純作業になってしまう音読を持続していくことです。これって簡単なようで、始めてみると結構大変なんですよ。持続する、つまり同じ状態をずっと続けていく、ということですから、相当の根気が必要になります。

英語はこの二つの条件を守って、決められた通りに音読していけば、必ず話せるようになります。音読を続けるというのは、数回ではなく、数十回でもなく、数百回、数千回、なので、これはどう考えても持続ということになりますよね。

 

 

 



 

 

 

英語が話せるようになるための第一歩

英語が話せるようになるには、音読をすることが必要だと申しましたが、具体的にはどうすればいいのでしょう。まず、準備するものですが、A4サイズのノートを1冊、次に筆記用具ですが、鉛筆もしくはシャープペンシル、そして青のボールペンですね。それと、英和辞書が必要ですが、わざわざ買わなくても既にお持ちのものがあればそれを使ってください。

それから中学3年間の教科書を引っ張り出してきてください。なければNHKのラジオ基礎英語のテキストでもいいですよ。その教科書またはラジオテキストの中に書かれている英文を読んでいってください。そのなかから、あなたが読んで意味が理解できそうな英文を10個選んでください。

英語が話せるようになるための第一歩として、準備ができましたら、選んだ10個の英文を声を出して読んでみてください。つまり、音読 ですね。この時に発音というか、単語の読み方はあまり気にしないでもいいですよ。英文を読んでいって、どこまで意味が理解できるか、という確認作業ですからあまり深刻に考えないでください。また、この時には辞書は使わないでください。

英語の文章を音読して、何となくでも意味が分かればそれをノートの左ページに書いていってください。もしも意味の分からない英文があれば、意味の分かる、または意味の分かりそうな英文に差し替えてください。そのようにして10個の英文をノートの左ページに書いたら、そのひとつひとつの意味を理解するために、不明な単語などは辞書を引いて確認してください。そしてノートの左ページに書いた英文の意味を今度は、ノートの右ページに対象となるように声を出しながら書いていってください。

英語が話せるようになるための音読

英語が話せるようになるためには、このようにして意味の理解できる英文を音読し、ノートに書き写して、その日本語を同じくノートに書いていく、という作業を繰り返していきます。繰り返しというのは、少なくとも数百回、できれば数千回、のことですから、相当の根気が必要とされるのは想像できますよね。この単純ともいえる作業は、あなたの潜在意識にある英語知識を顕在意識に移動させるために必要不可欠です。潜在意識に入り込んでいるあなたが使っていない英語知識、つまり眠った状態です。それを顕在意識、つまり今使っている場所に移動させます。これができるのは英語だけです。なぜなら、わたしたち日本人は、中学3年間で英語の基礎を学んでいるからです。もちろん、高校、大学と進学していいって、もっと専門的な英語の知識も習ってますが、英語の基礎となっているのは中学英語なのです。

英語が話せるようになるための音読とは、声を出して英文を読むことで、あなたの耳であなた自身が発する英語のことばを聞き取り、それを基にして英語の単語を思い浮かべていけるようになります。例えば、It is fine today.という英文を読んで、「今日は晴れです。」と即座に理解できるようになるための訓練です。そして、意味が理解できている英文を書き、その日本語を書くことで、あなたが理解できている英文が目に見えるようになっていきますから、英語に対して段々と自信がついてきます。この自信こそが、英語が話せるようになるために必要な心理的要因です。

英語が話せるようになるための、潜在意識の活用は、いってみれば、忘れていた英語の知識を思い出してもらうための作業です。あなたもこの方法に取り組んでみてください。

 

 

 



 

 

 

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